PCのスペックは、爆発的な進化をし続けている。
世界初のPCであるアップルⅠから始まり、
クアッドコアCPUまで進化してきた。
月面着陸を果たしたアポロ十三号のコンピュータは、
ファミコン以下というから驚きだ。
しかし、近年この技術の進歩が一直線での進行では無くなってきた。
最近、どこの家電量販店に行っても入り口には同じ物が並べてある。
それは、ネットブックだ。
ネットブックとは、様々な技術をウェブ上で動かすことが可能となった今、
できるだけシンプルな機能で良いという理念のもと、
ウェブブラウジングに必要なスペックのみをそろえた破格のノートPCである。
実際にスペックを見てみると、
一世代前のノートPCと同レベルの物が、軽量化されている。
しかし、専門家は、このネットブックが使い物にならないと指摘する。
低スペックなのに、販売店は十分な機能としてユーザーに販売しているからだ。
しかし、彼らの指摘はこの現象の本質をつかんでいない。
低スペックだから使い物にならないのではなく、
低スペックで十分な層が存在しているのだ。
実際に、文章作成とウェブブラウジング程度ならば、
Core2などの高スペックCPUは必要なく、一世代前の物で十分である。
技術は進歩しつづけているが、その需要は確実に減ってきている。
このような用途でPCを使う人のスペックは、ここらへんで一度停滞するだろう。
さらに、ウェブで扱う情報が、一通り出尽くしたことからも、
ユーザーにとってこれ以上のスペックが必要ない事がいえる。
現在、私が思いつく情報媒体として文字・映像・音の三種類がある。
これらの分野において、一通り通信に必要な技術は完結したといえる。
無論進化はし続けるが、
それはいかに低レベルなハードで高レベルの情報を扱うかに絞られてくるのではないだろうか。
しかし、高スペックのPCの需要は已然として高い。
ただし、それはサービスを受ける側の人間ではなく、
サービスや技術をつくる人間サイドでの話である。
ウェブのリクエストを受ける側の人間は低スペックで十分だが、
爆発的な情報化とPCの普及にともない、
リクエストが殺到するサービス提供者側ではより高スペックが必要となる。
あるいは、新技術の開発現場や理学の分野での需要については、
当然のごとく高スペックのPCが必要とされる。
つまり、サービス・技術供給者と受容者でPCスペックの二極化が起こりうる。
このような事を考えると、ノートブックの需要はますます増えていき、
高スペックのPCは淘汰されサービス・技術供給者のみが必要とするようになるだろう。
以上本日のチラ裏でした。
5.25.2009
5.17.2009
大学の図書館がかっこよすぎ件
TCU(東京都市大学)世田谷キャンパスに体育祭の取材に行ったのだが、
ついでに図書館に行ってきた。
入り口。ICカードタイプの学生証でゲートが開く仕組みになっている。生徒の入退場はすべて記録されている。
検索用の端末。インテル入ってる。
おすすめの本?が陳列されているスペース。
閲覧スペース。
きちんとLANケーブルとコンセントがついている。
ついでに図書館に行ってきた。
同じく地下一階のAVスペース 。
かなり近未来的な図書館だった。
我らが横浜キャンパスももう少しがんばって欲しい。
一般の人も、図書館に連絡すれば利用が可能な場合があるらしい。
是非一度いってみることをおすすめする。
オマケ 消火栓が透明で驚いた。消防法的にどうなんだろう。かっこいい。
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